第三話　『フォーエバー　バックレンジャー』

 

ナレーションします。

今日で第三話になるバックレンジャーですが、結論から言うと最終回です。

最終回なので、最後ぐらいは全員そろってもらいました。

それでは戦隊らしいシーンをお送り致しましょう、はりきってどうぞっ！！

・・・で？俺は誰なの？

 

 

悪者『ハッハッハッ・・・壊してやるぅ〜！すべてのものを壊してやる！！

山折り谷折りを繰り返して破壊してやるっ！！』

 

助けを求める人『誰かぁ〜たすけてぇ〜〜！！』

 

？？『悪者！！そこまでだっ！！』

 

悪者『だ、誰だ？』

 

レッド『バックレッド！！』

 

ブルー『不参加ブルー』

 

グリーン『ダブルブッキングリーン！！』

 

パープル『ショッピングピンク！！』

 

シルバー『年金シルバー！！』

 

イエロー『そして、俺が・・・』

 

レッド『５人そろって！』

 

５人『ドタキャン戦隊バックレンジャー！！』

 

悪者『バッ・・バックレンジャーだと！？よくわからんが、かかってこいっ！！』

 

イエロー『いやいやいや、ちょっと待って！おかしいよね、おかしい部分満載だよね？

悪者！ちょっと待っててね、ゴメンネ』

 

悪者『・・・・』

 

レッド『なんだよ、せっかくビシっと決まったのに・・・邪魔するなって！』

 

イエロー『・・・６人いるよね、しかも俺だけカヤの外だし。

それとバックレッドってのは、まぁいいとして、不参加ブルーって何？』

 

ブルー『基本的に仕事を優先して不参加する事にしてるので、不参加ブルーだ』

 

イエロー『・・・世界平和を守る気ゼロだね。じゃあ、ダブルブッキングリーンは？』

 

グリーン『学業との両立で、いつもダブルブッキングなところからつけたんですけど。

・・・まぁ、うまい事言っちゃったなぁ〜って自分では思ってるんですけど・・・』

 

イエロー『思うなよっ！！だったら学生やってたらいいだろうに・・・。

でもね、まぁここまでは百歩譲って認めてね、ここからがよくわからん。

何？ショッピングピンクって？パープルじゃないの？

 

パープル『ピンクの小物を買うのが好きなところから名前をつけてみましたぁ〜。

まぁ、源氏名みたいな感じで考えてもらえれば、わかりやすいかと思うんですけどぉ〜』

 

イエロー『・・・わからないね、だってパープルなんでしょ？

話してるだけではわからないけど、着てる衣装もパープルでしょ？

そんな普段の趣味で名前つけられてもなぁ〜・・・』

 

シルバー『そうじゃあ、ワシたちは世界平和を守る選ばれし戦士なんじゃ。

中途半端な気分では来てほしくないものじゃのぅ・・・』

 

イエロー『もっともな事言ってるところ悪いんだけど、自分もおかしいよ。

何？年金シルバーって？しかも着てる衣装は金色だよね？』

 

シルバー『この衣装はばあさんが作ってくれたものじゃよ・・・ホッホッホッ』

 

イエロー『いや、別に誰が作ったとかじゃなくてね、何で金色なの？年金の金か？

でもシルバーなんだよね・・・あれっ？よくわからなくなってきた？？』

 

悪者『おいっ！ゴチャゴチャ言ってないで、さっさと・・・』

 

イエロー『ゴメン、ほら５００円あげるから帰ってくれる？

今日は色々話し合わないといけないからさ、また今度ね、本当にゴメン！！』

 

 

って感じで、せっかく全員そろったに活躍することなく疑問だけが残ってしまった。

結局、悪の秘密結社は警察が動いて解決に至りました。

と言うわけで、今回でこのドタキャン戦隊バックレンジャーはオシマイです、というか限界です。

次回からは、『炊きたて戦隊電子ジャー』をお送り致します。

 

イエロー『ダジャレじゃねーかよ！』

 

 

 

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