第一話　『集え！ドタキャン戦隊バックレンジャー！！』

 

どっかの長官（以下長官）『くそ〜悪の秘密結社め〜！貴様たちの好きにはさせんぞっ！

よし！バックレンジャーを呼べっ！彼らならば何とかしてくれるはずだっ！』

 

ピピピッ！ピピピッ！（呼び出し音）

レッド『呼び出し音！？またかよっ？めんどくせー。バックレよー』

レッドは熱血漢で熱い男だが、面倒な事が大嫌いだった。

ちなみにこれでもリーダーなのである。

 

ピピピッ！ピピピッ！

ブルー『呼び出し？・・・しかし会議があるからな。まっ、行かなくても問題ないだろう』

ブルーは冷静沈着であり、常に的確な判断をする男である。

しかし彼は本職がビジネスマンであり、仕事の方を優先する傾向がある。

 

ピピピッ！ピピピッ！

グリーン『またですか？あ〜でもテスト近いからなぁ・・・今日はサボっちゃいますか』

グリーンは頭脳明晰で、この戦隊のブレーン的存在である。

しかし彼は小学生で、戦隊よりも学校が大事だったりします。

 

ピピピッ！ピピピッ！

パープル『呼び出しですかぁ〜？今日の占いでみずがめ座が最悪だったから、

行くのやめますっと・・・ええ〜っと帰ってゲームでもやって・・・フフフ』

パープルはこの戦隊の紅一点、しかもかなりの天然な不思議少女である。

ちなみこの人はみずがめ座ではないです、かなりのゲーマーで任務よりもゲームが大事である。

 

ピピピッ！ピピピッ！

シルバー『なにっ！？呼び出しじゃとぉ〜！！これはいかん！すぐに行かねばっ！』

彼はシルバー、戦隊の中で一番年上である。年上というか・・・ご老体である。

しかし気合だけはどの戦士よりもあり、使命感が強い。

・・・が、しかし。

シルバー『・・・はて？何かしなければいけなかった気がするのぉ。

何だったかのぉ・・・そうだ！昼ごはんをまだ食べていなかったのぉ。

ばあさん！ばあさん！昼ごはんはまだかのぉ！！』

・・・物忘れが激しい、だから任務も忘れます。

 

そんなこんなで今日も秘密結社は大暴れし放題だったそうな。

頑張れ！バックレンジャー！！負けるな！バックレンジャー！！

バックレンジャーが全員そろう日は来るのか？バックレンジャーに明日はあるのか？

次回の指令を待てっ！！

 

長官『で？何でこんな奴らを選んだんだ？』

 

まぁ、何となくかなぁ・・・だって名前がバックレンジャーだし。

バックレてもらわないと、話が成立しないからねぇ・・・（苦笑）

 

 

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